「因幡の白うさぎ」。有名な神話の舞台となった鳥取県東部地域(因幡)は、日本海沿岸地域の古代史を考える上で大きな意味を持っています。近年、鳥取市内で行われた大規模な発掘調査では、縄文時代早期から古代に至る遺跡が多数確認され、その成り立ちや特有の文化が明らかになってきました。また、土器圧痕レプリカや人骨DNAなど、最新の科学や分析手法も古代社会の復元に大きな成果をあげつつあります。
本展では、発掘された新しい因幡の歴史を掘り下げるとともに、その地域的な特性や風土、社会を考えていきます。輝く海と豊かな森、連なる山々、美しい自然の中で育まれた白兎のクニの文化。そのあけぼのを感じてみませんか。
●講演会
第1回 7月27日(土)発掘された因幡~山間に咲いた縄文の花と弥生のデザイン~
第2回 8月17日(土)発掘された因幡~最古の前方後円墳と木簡が語る古代因幡~
第3回 8月31日(土)比較神話学が解き明かす「因幡の白兎」
第4回 9月21日(土)発掘された「倭人」たちとDNA分析~青谷上寺遺跡の最新研究~
第5回 10月5市(土)鳥取藩主池田家とその墓所
★開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
★休館日 毎週月曜日(ただし8月12日、9月16日、23日の月曜日は開館、翌火曜日休館)
【お問い合わせ】
大阪府立弥生文化博物館 和泉市池上町4-8-27
電話:0725-46-2162
場所 | 大阪府立弥生文化博物館 |
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日程 | 2019/07/21(日) - 2019/10/6(日) |
参加費 | 入館料 一般650円 65歳以上・高大生450円 |
主催 | 大阪府立弥生文化博物館 |