高地性集落は弥生社会をものがたる特殊な遺跡として、これまで注目されてきました。コメ作りに便利な低地を離れ、高台に成立したムラには軍事的な機能が推測され、「倭国乱」といった戦乱と結び付ける意見が有力です。
本展では大阪府の高地性集落の実態を探り、その性質を考えるとともに、背景として重要な弥生時代の戦いや武器についても取り上げます。
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし2月11日(月祝)は開館・2月12日(火)は休館)
入館料:一般430円/65歳以上・高大生330円
【考古学セミナー】
・第1回 2月9日(土) 秋山 浩三(大阪府立弥生文化博物館副館長兼学芸課長) 「高地性集落の悩ましい研究状況ー成立類型から考えるー」
・第2回 2月23日(土) 上田 裕人氏(和泉市教育委員会 文化財振興課主事) 「和泉市の高地性集落と池上曽根遺跡」
・第3回 3月9日(土) 藤原 哲氏(大阪市教育委員会 文化財保護課 学芸員) 「弥生時代における戦いの本質と高地性集落」
・第4回 3月30日(土) 若林 邦彦氏(同志社大学歴史資料館 教授) 「高地性集落からみた弥生社会」
□時間:いずれも午後2時~4時
□定員:各回とも170名(当日先着順 開館時より整理券配布・開演30分前から受付)
□参加費:無料(入館料は必要です)
【学芸員による展示解設】
2月9日(土)・2月23日(土)・3月9日(土)・3月30日(土)
□時間:午前11時~(約1時間)
□参加費:無料(入館料は必要です)
【遺跡ウォーク】
~和泉市の高地性集落から池上曽根遺跡を歩く~
3月10日(日)午前10時~
和泉市観音寺山遺跡などの高地性集落から池上曽根遺跡を踏査して高低差を体感し、その意味を考えます。
(和泉中央駅出発で、高低差のある10㎞を超えるコースです。)
□参加費:300円(保険代・資料代)
□定員:45名(往復はがきによる事前申し込みが必要で、応募者多数の場合は抽選となります。 申し込み締め切り2月18日(月)必着)
お問い合わせ:大阪府立弥生文化博物館 TEL:0725-46-2162
場所 | 大阪府立弥生文化博物館 |
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日程 | 2019/1/19(土) - 2019/3/31(日) |
参加費 | 一般430円/65歳以上・高大生330円 |
駐車場 | あり |
主催 | 大阪府弥生文化博物館 |
協力 | 泉大津市・泉大津市教育委員会 和泉市・和泉市教育委員会 |